ハードの進化

ハードの進化は必然です。
それを否定するならば、全ての次世代機を支持せず買わず未来永劫現時点での現世代機を使い続けるべきです。例えばSCEの次世代機は否定するが、任天堂の次世代機は肯定するなんて虫の良いことは当然通りません。

性能向上は是非の問題にあらず

ハードメーカーが次世代機を設計する以上、性能の向上はデフォルトでありさらに+αとして何を付けるかが問われます。メディア容量も同じです。次世代機であるならば可能な限り大容量にすべきでしょう。2、3年そこらで世代が変わる訳ではないのですから。あえて名は挙げませんが過去ハードには(一部から)容量はあれくらいがちょうど良いと言われながらも複数枚組ゲームが出てしまうという失態もありました。ハードメーカーの考えが甘かった訳です。もしハードメーカーが持て余すことを心配して、設計の手を抜いて性能を落とすとしたら、それこそソフトハウスを馬鹿にしています。

性能向上に「ちょうど良い」なんてものはありません。もしあるとすれば、コストなどのバランスを取った上での可能な限りの最高性能が「ちょうど良い」です。任天堂信者が任天堂がちょうど良くてSCEが過剰性能なんて言うのは任天堂が比較的低性能だから言う欺瞞です。それを言うなら最高性能の本体と新機軸コントローラーを組み合わせれば良かった筈です。各次世代機はそれらが各ハードメーカーの技術限界ということです。

性能向上はいくらやっても十分と言うことはありません。未来永劫、次世代機が不要になる設計なんてものは有り得ませんから。その中で各ハードメーカーはギリギリの線を追求していると思います。していないハードならそれは手抜きといいます。

そして高性能ハードを叩くのは、いつも低性能ハードを支持する人ばっかりです。

開発費が高騰?

開発費高騰をもちだして非難するのは、次世代機が出る度に見られる的はずれの非難です。現実によって論破されているのに毎度毎度こう非難しようという人が後を絶ちません。何が何でも叩こうとするからああなるのですが。高騰一辺倒ならばPS、PS2のソフトラインアップは有り得ませんし、今後さらなる代を重ねていけばゲーム開発費が1000億円果ては1兆円にまで達するとでも言うのでしょうか?世代が変わって高性能になれば今まで苦労して実現していたことが楽になる事も当然あります。

ちなみにどこぞでPS3でHD対応(高解像度対応)になったから開発費10億円かかると非難していた人が居て、ならばPCゲームは10億円かかっている訳だな?と反論したら退散したという逸話もあります。